私のための美容備忘録

アラフォー女性の日々のコスメ、美容記録。

【コスメ本】化粧水のつけ方を変えるだけで肌が変わる

メイク・コスメ本にあまり興味がない。というか、ほとんど読んだことがない。
美容雑誌には興味があるけど情報量が多すぎて疲れて読めない。

これは昔から今でも変わりないのだけれど、一冊だけ衝撃を受けたコスメ本があるので紹介したい。マニアじゃない人に、ちょっとだけでも読んでみてほしい。

 
美容に詳しくない私は、困ったらとりあえずぐぐる
ぐぐって、口コミサイトやブログを見たり、今だとインスタも検索かけたりして情報収集する。
しかし残念なことにそのほとんどは、商品提供を受けたプロモーションに参加している一般人やインフルエンサーと呼ばれる人達。好意的なコメントを書かざるをえない人達だ。または用途を間違えていたり、効能を理解していないのにマイナスをつけているようなとんちんかんな評価。
だからネットクルージングするときの私は真剣だ。

そうやっていつものように調べ物をしているとき、個人ブログの人が長井かおりさんの著書を紹介しているのを見つけた。


私が惹かれたのは
「コスメを変えるのではなく、使い方を変える」という内容。

スキンケアもメイクもなんとなくの習慣で、流れ作業でやってませんか~?という話だ。
細かいことは読んでみてほしいのだけど、一番びっくりして実践して変化があったのは「化粧水のつけ方」。

意識的に、顔のすべてに化粧水をしっかり細かく指を使ってつけること。
してる?実はみんなしてるのかな?

私は全然してなかったことにこれを読むまで気がつかなかった。
手のひらに伸ばした化粧水を顔を覆うようにハンドプレスする。
おでことこめかみにもプレスする。
頬骨あたりから2、3回に分けて頬をハンドプレスする。
以上が今までのやり方。

長井さんのやり方は目のキワ、口周りまで細かく指でプレスしていく。
私はすでにその頃ほうれい線に悩んでいたんだけど、口周りにちゃんと化粧水をつけるだけで薄くなるよ!という文句に目を奪われ、ソッコーでやってみた。

やってみたら、自分の口周りのゴワつきにすっごいびっくりした。
カラカラ通り越して、ゴッワゴワ。
これ、顔の肌ちゃうで!とエセ関西弁が出てくるくらいひどいゴワつきだった。
そのことに気がつかないくらい、口周りを触っていなかったのだ。

口の横、鼻と口の間、アゴ
きちんとプレスしていく。化粧水と乳液をしっかりつける。
たったそれだけのことで、一週間くらいでゴワつきは改善され、口周りがしっとりした。
ほうれい線もちょっと薄くなった。消えないけど、やらないことには始まらないといったステップだと思う。

すごい。
どんなにいい化粧品を持っていても、使い方をしらなければ意味がない。
逆に言えば、使い方を知っていればむやみやたらに高いものを追いかけなくてもいいということでもある。
これはメイクがナチュラルでもコンサバでもモードでも関係ない、同じこと。

“テクニック”と言われると難しそうに聞こえるが、その内容は易しい。
どちらかといえば“コツ”のようなもの。
コツがわかることで自分の肌が変化し、キレイになったら嬉しくてもう少しチャレンジしてみたくなる。そうしたらスキンケアが好きになって、メイクが好きになる。

苦手なのは「わからない」から。
なにか一つでも「わかる」ことができたら、それは喜びと探究心への入り口なのではないか。そのきっかけを素人向けにわかりやすく教えてくれるなんて、なんていい人なんだ!と好きになってしまった。

最近他のメイクさんでも雑誌で紹介するテクニックが簡単になっているように思う(体感です。さして読んでないです)。美容って難しくもこわくもないよ。誰でもかわいく・キレイになれるんだよって言ってくれている気がする。

キレイでいないといけないわけじゃないけど、自分の顔を好きになれたら毎日はちょっとハッピーになる。自分に少しでも自信が持てたら、なにか新しいことにチャレンジできるかもしれない。そういうマインドの人たちの影響を受けて、美容っていいなともっと思うようになった。
長井さんとの出会いはその入口だったように思う。
得意ではなくて失敗してばかりの私の美容生活に、「私にもできるコツ」を初めて教えてくれた人だ。

ちなみに彼女のメイクセミナーでは、本人が完全すっぴんになってイチから自分の顔を使ってレクチャーしていくらしい。そういうところにも好感を抱いている。

(他に出している本はこんなかんじ。私は読んでないけどご参考まで)