私のための美容備忘録

アラフォー女性の日々のコスメ、美容記録。

【マスカラ】ポーラ/ミュゼル ノクターナル マスカラ・ヘレナルビンスタイン・トップコート

マスカラは泣いても落ちないやつがいい。

会社のトイレでこっそり泣いたとき、
恋人と喧嘩中に泣いてしまったとき、
映画館で涙したとき、目の下が真っ黒になったら嫌だからだ。

 
10代からまつげ命!でやってきた私が初めて使ったのは確かメイベリンのダイヤルマスカラ。同世代なら絶対使ったことある、ピンクのやつです。
その後色々使ったけど、20代前半から10年くらいはずっとヘレナのマスカラしか使わなかった。
本当に本当に愛していて、なければ生きていけないと思ったコスメはこれくらいかもしれない。
この3種類を何年かずつ使ってた。

奥二重がコンプレックスな私はとにかく目を大きく見せたいから、ロングとボリュームの両方を叶えてくれるマスカラが必要。
ヘレナはそれを叶えてくれたし、他にはないセクシーさがあった。
ダマにならない、下品にならないのにふさふさする“女優まつげ”。これを使っているとちょっといい女になったような気分になれる。
タフでセクシーでいい女なマスカラは毎日私を勇気づけてくれたものだ。

ウォータープルーフなのに私が奥二重だからか滲んでしまうけれど、どうしてもこれを使いたかったから下地やトップコートで工夫して使っていた。

はじめはキャンメイク

www.canmake.com


次はエテュセ。

これを重ねれば完璧。絶対滲まない。
私のまつげは完璧だ。

しかし好みは変わるもので、流行りとともに更新されていくもので。


男女問わずだが、たまに「この人はバブル世代だな」とわかることがある。女性はとくに化粧や髪型で絶対的にわかってしまうことがある。
個人の好みだから別にそれは私が口出すことではもちろんないのだけれど、私は20代のときの自己ベストなメイクや髪型を、30代・40代ごとの自己ベストに更新していけたらいいなぁと思ってる。

それでも変えたくないところは変えないだろうけど、変わっていく、新しくなっていく自分が好きだし、ミーハーだから流行りにものっかるのも好きだし、あと、やはり時代遅れだなと思われたくないのも正直な気持ち。

そう思っているので、ある日突然自分のアイメイクが濃すぎる、古いかもと思ってしまったときは焦った。
普段見えないものを容赦なく丸写しにする残酷さを持つ美容室の鏡。
そこにうつった美容師さんの美しくおしゃれなメイクの顔を見て、自分のメイクに古臭さを感じてしまったのだ。

それからアイメイクを薄くしようと決め、三度塗りはやめたけど長年の手癖があるのでどうしても濃くなってしまう。それならマスカラ自体ががっつりしたタイプをやめるべきかなと思うようになり、まつげの負担も気になり始めたのでお湯で落ちるマスカラに興味が出てきた。

いつものようにどれがいいのかしらとネットクルーズしまくって色々迷った結果、私が信頼するサイトで紹介されていたポーラ ミュゼル ノクターナル マスカラと、

友達に教えてもらったエレガンスのマスカラをカウンターで試してみた。

どちらもよくて甲乙つけがたかったが、最終的に値段でポーラに決めた。
(ポーラは3000円、エレガンスは4000円という、たった1000円の差なんだけれど…)

このマスカラは、はじめはだまになりやすい。ふちでブラシをしごくなどして適量にしつつ、丁寧につける。(液量は使ううちに適量になるのでご安心を。)
自然な太さときれいな長さが出る。ナチュラルなのに自まつげとは全然違う。奥二重の私のまつげは正面から見るとほとんど見えないのだけれど、目を伏せたときにきれいに見えるように思う。
下まつげにも私はつける派なんだけど、ブラシが小さくて塗りやすいから重ねてしっかり存在感を出せるのもよい。

フィルムタイプだから滲むことはないし、泣いても大丈夫。
今使っている1代目はそろそろなくなりそうなので、泣くと繊維が落ちてくる。でも鏡を見てさっとハンカチで払えば外に出られるくらいの程度だ。
この間、映画館で「クレイジーリッチ!」を見たときはそうだった。
そしてお湯落ちもすごくさっぱり簡単。完璧。

次はエレガンスにしようかなと思っているのだけれど、地味にポーラがよくて。やっぱりデパコスで、半年はゆうにもつし、まったく不満がない3000円のマスカラってものすごく魅力的なので迷う。
迷いながらもポーラを買ってしまうような気がしている。いいと思ったら浮気できない自分の性分をわかっているからだ。
あぁ、でも迷うなあ。迷っている時間も楽しいのでいいのですけど。