ちょっと暗い、欲望と自意識についての話
いつでも物欲に支配されている私の最近の話。
最近物欲にまみれている自分がしんどいなと思いつつ、ものを買ってしまう。ほんの些細なもの。コスメもそう。
物が欲しくなるのは、完璧な自分になりたいから。
痩せたい、キレイになりたい、頭がよくなりたい、知識がほしい。
そういう自分でいたいし、見られたいという浅はかな強欲さが私を買い物へとかり立てる。
そこばかり見てしまう足りない自分を埋めるように、ほしいものを毎日数えてため息をついているのだ。
このコスメがないと私が完成しない。人に会える顔になれない。
服でもなんでもそう。
このインテリアがないと部屋でくつろげないとか快適に過ごせないとか。(今テーブルを買い替えようかすごく迷っている)
もちろん何を買っても本当に満たされることはなく欲望が肥大化するだけで、いつの間にか何が本当で何が自分かもわからないくらい飲み込まれていくだけ。
もっとハッピーに買い物したいなあと思うから、時々えらそうにちょっと前向きなことをこのブログに書いてみたりする。それはそれで本心なんだけど。
でもこういう暗いところが全然あって、そういう自分と闘いながら日々過ごしているというわけで、本当は誰かを、自分をハッピーにできるような人間じゃないのかもしれないと思ったりもする。
時々、見えない仮想敵みたいなのが現れて「そんなにコスメ好きなのにその顔かよw」と私を笑ったりもする。そういうときはめちゃくちゃ泣きたくなるけど、実際に言われた訳じゃなくて多分私の中の私が、私自身に言ってる言葉なんだと思う。
本当は誰もそんなことを言ってないし思ってもないのかもしれない。
そういうことを考えながら、戦いながら、欲望と買い物とどうやって付き合っていくのがいいのかなと最近よく考えている。
欲望と買い物自体は悪いことではないし助けてくれることもたくさんあるけど、もっと根本的に自信を持たないと支配されてしまうのではないかと。
結論も何もないけど、あくまでコスメは私をサポートしてくれるものだと自分に言い聞かせて楽しんでいきたいなと思う。