【今日のネイルのつぶやき】osaji「それから」

やっと買えた！
すっかりosaji大好きになってるなと思うくらいほしいネイルばかり。
その中でもとくに気になっていたけど、塗ってみてやっぱり一番好きな色だった。
アディクションのノースシーといい、ブルーグレーが好きなんだな私は。

私の手元の写真とも公式の写真の色ともちょっと違う。
曇り空のような川の水面もような色味の中にシルバーブルーのラメがたくさんきらめいている。
落ち着いているのに暗くはなく、透明感がある絶妙な色。
こういう曖昧な中にはっきりとした主張を感じる色出しをできるのはセンスがいいとしか言いようがない。
何度見ても退屈しない色。
もう、本当に大好き。

そもそもosajiは爪に優しいし乾くのめちゃ早いし優秀なので塗っていて失敗がないのがいい。
「それから」が今一番オススメだけど、どれをとってみても絶対後悔しないので、ぜひ。

＊
7月7日から再販すると聞いてすぐに買いに行ったのだけど、健康診断があるのでなんとなく今日まで塗らずにいた「それから」。
採血とバリウムのげっぷを我慢するのが苦手な私にとって健康診断は憂鬱だけど、午後からは休みなわけだし、「それから」を塗る楽しみもあったし、そんな深刻な気持ちではなかった。

ただ気になっていたのはコレステロール。
去年激太りしてひっかかってしまったのがショックでショックで、この１年ダイエットに励んでは挫折し、少し痩せてリバウンドしてで結果同じなのでは!?と緊張していたが、やりましたワタクシ。

コレステロール正常値！
体脂肪２％減。
体重は…１.5キロ減。

よしとしましょう！
何よりコレステロールが正常値になったのに安心した。
あとは普通に？痩せるだけだ。
指導員と食生活の見直しとかを話しあい、いくつかの目標を立てた。

・１日8000歩は歩く（まずは6000歩から目標）
・野菜をもっと食べる（両手いっぱいくらいの量）
・おやつは控える（生のフルーツとか、片手にのる程度）

38歳、今のうちに３キロほど減らして元の体重に戻しておかないと40代はマジで落ちないらしいのでちょっと頑張ります。
食事量を今控えているのに痩せないのは質が悪いからじゃないか説、ということでとにかく食の質をちゃんとしようかと。
がんばろう、自分のために。

さて、あともう一つ新たな問題が発覚しまして。
初めて婦人科検診でひっかかった。

子宮内膜症で左の卵巣が２～３センチほど腫れているとのこと。
経過観察だろうけど婦人科に行くことをすすめると言われた。

昔の会社の先輩とか知り合いとか散々聞いてきた病気の話なのに、私はなんで自分はならないと思っていたんだろう。
びっくりしてしまって、脳が受け入れるのを拒否したので一旦隅に置いておいて他の検査に向かってやりすごした。

すべての検査を終え、伊勢丹でウインドウショッピングをして、目当ての指輪を見にエルメスに初めて行って、でも在庫もないし値段も値段なのでお礼を言ってお店を出て、好きなお店でぼたもちと苺大福を買ってから家に帰って、部屋着に着替えてから朝聴いていたラジオの続きをrajikoで聴きながら「それから」を塗って、パソコンを開いて子宮内膜症、卵巣のう胞などでぐぐってみた。

同時に先生の言っていたことを思い出す。
まれに癌化することがある。
ネットで見た記事を信じるのは危険だけど同じことが書いてあったし、悪化して手術した人のブログを読んだりもした。

正式な結果は後日郵送されるのだけど、これはやっぱりちゃんと検査しないといけないなと思った。
あぁ、保険に入ってないから手術代とかどうなるんだろうとか色々考えていたら、ふいに涙が出た。

あれ、と思ううちに次々に溢れてきて、あとから悲しみがやってきた。

私はなんて弱いんだろう。
色んな手術をしてきた人、病気を乗り越えてきた人はすごいなぁと思いながら、乳がんの手術をした母のことを思い出しながら申し訳なく思ったりして、しばらく静かに泣いた。

まだ全然泣くところじゃない。
多分経過観察だし、癌化するのはまれだし、手術することになっても難しい内容ではないはずだ。

でも、もしかしたら子供産めないことになるのかと思ったら意外にも動揺した。
子供なんてほしいと思ったことないのに。
そもそも手術することになっても卵巣を取るかどうかも知らないのに。取っても片方は残るはずなのに。

年を取ると、色んなことがあるんだな。
人生は「まさか」だって思ってるのに、まさかに弱い。

雨宮まみさんの「いくつになっても今までの経験なんてあてにならない」と言っていたことを思い出す。
私は彼女のように、「人生がなんでもありのめちゃくちゃなら、私はその嵐を見たい」と思えるのだろうか。
今はまだ、全然わからない。

まぁ大したことないんだけど、今日くらいは、しばらくの間はちょっと病人ぶらせてくれ。
もう後は粛々とことを進めるしかないんだからさ。