今日観たものと調子のよい肌について
休日は人に会わなければほとんどメイクをせず、コンタクトすらせず眼鏡で出掛けるのだけれど、今日は行きたいとこに行ってみるかとメイクをした。
珍しく活動的な一日だった。
ゆったりしたスタートで用事を済ませたあと、向かったのは森美術館の塩田千春展「魂がふるえる」。
とにかく写真で見たビジュアルが衝撃的で生で見たくって、そろそろ終わっちゃうから早くいかなきゃ…と、やっと重い腰を上げて行った。
生命を表した赤い糸も宇宙を表した黒い糸の展示も、ものすごい迫力で行ってよかったとは思うけど、芸術家というのはこうも生死にとらわれもはや蝕まれて身動きとれなくなっているのかと思うとぐったりしてしまった。
先日クリスチャン・ボルタンスキーも見たからなおさらなのかも。
あと、展示物撮影ＯＫではあるが、誰も彼もが作品の前でポージングして連写しまくってるのを見ていると本当に本当に疲れた。
作品を見るというよりは見知らぬ人の記念撮影現場ばかりを見ているようで、なんだかすべてがばかばかしく思えて正直楽しめなかった。
別にインスタ映えとかをばかにしているわけではなくて、私の思っている美術館の雰囲気とあまりに違いすぎて馴染むことができなかったんだと思う。
こんな気持ちで帰るわけにはいかないと仕切り直すため、気になってた「ワンスアポンタイムインハリウッド」のチケットをすぐ取り、マックで月見バーガーを食べて時間を潰し、久しぶりに六本木の映画館で映画を見ることにした。
ブラピがめちゃくちゃカッコいいのと、主演の2人がやっぱりうまいから見てられたけど思ってた以上に冗長に感じてしまってあくびが何度も出た。
笑えるところもたくさんあったけど、2時間でまとめられたでしょと思ったのが正直なところ。
あと、タランティーノのはちゃめちゃなところは好きだしラストシーンも爆笑したけど、女性の好みが出過ぎているところ、どうしても女性軽視に感じてしまうところはもう今の私には受け入れがたいと思った。
どうして一部の男は女をめちゃくちゃに殴りたい欲望を持っているの？
邦画のセリフで「一度こんな風に女を殴ってみたかったんすよ」というのがあって、どうしたらそんな言葉が思い浮かぶんだと唖然としたけど、本当に全然まったく気持ちがわからない。
そんなことを思いながら色々と腑に落ちないまま、それでもまあ楽しめたことは楽しめたか？と思いながら映画館を出てお手洗いに行ったら、なんだか肌がぴかぴかしているのに気がついた。
よく寝たからかな？と思いつつ、終電前の電車で帰ってきてクレンジングしたらやっぱり肌がぴかぴかしている。
はて、今日は何が違ったかな？と考え思い当たったのがこの２つ。
●イハダ 薬用ローション（とてもしっとり）
最近ミノンからのりかえたばかり。５日くらいしかまだ使ってないけど調子は確かにいい。
ミノンがダメなわけじゃないけど同じものを使い続けると肌がマンネリ化して効果を感じにくくなることが私はあると思っていて。
最近そんな感じになったのでここらで切り替えようと思い、サンプルでもらってよかったイハダにしたんだけど、やっぱりこれはいい。
シンプルにしっかり潤う。ただそれだけのことがとても大事で、それだけのことが毛穴をきゅっとしてくれる気がする。
２度重ねづけしていつものHABAオイル、夜はイハダバームも重ねづける。
そして涼しくなってきたので復活させたのがこれ。
●M.A.C ストロボクリーム
ミニサイズのピンクライトを使用。
ハイライトではなく、品名はあくまで保湿クリームなところが気に行っている。
しっかり保湿しながらも自然とつやっとした肌にしてくれて、元から肌キレイですけどみたいな顔ができるこのクリーム。
肌をなめらかに均一にする効果もあるらしく、その効果もちょっとの量でしっかりと感じられる。
もう結構減っているのが写真でわかると思うけど、なくなったらまたミニサイズを買おうと思ってる。
ミニサイズの方が使いきれる安心感があるし、同じものを１年以上使うより衛生的な気がするから。
＊
まあそんなわけで完璧とは言えない休日だったけど、観れてよかったとは思うし、お肌の調子もいいしで悪くはなかったのかもしれない。
とくに夜の映画館に行くのなんて何年振りかもわからないけど、久しぶりすぎてそれだけでちょっとワクワクした。
マック食べたからと我慢したけどポップコーンとコーラを買えばよかったと後悔するくらいには気持ちが盛り上がっていたわけで。（どうしても我慢できなくて帰りに食べた）
めっきり夜出掛けることが減ったけど、夜遅くに一人でも誰かとでも遊ぶことはやっぱり楽しい。
夜には夜にしかない特別な空気があって、ちょっと大胆になったり解放的になったり気が緩んだりするこの感じが好きなんだと思う。
ちょっと感傷的になったりもして。
そう考えると今日は案外いい一日だったのかもしれない。
来週もそうだといいなと思いながら、名残惜しくて眠りたくないのでこのブログを書いている。
そんな気分の私の、コスメとあまり関係ないこの文章を最後まで読んでくれた人、ありがとう。
それぞれのよき休日を。
おやすみなさい。
