私のための美容備忘録

アラフォー女性の日々のコスメ、美容記録。

クィアアイの効能

クィアアイ、待望のin Japan、公開されてますね。
ネットフリックスユーザーならもちろんとっくに見ていると思いますが、もちろん私も見ました。


実は1話を見て、同じ日本人がファブ5とトークしているのを不思議に感じたり、日本人ならではの考え方や振る舞いを恥ずかしく思ったり、キコちゃんは本当に必要なの?と思ってしまって、途中で一度見るのをやめしまったんだけど、やっぱり見たい、見届けたいと思って再度見始めたら4話がとても短く感じて、見終わった後は「もう終わり!?」と物足りなかったくらい。

ちなみにキコちゃんは日本人ならではの考え方や文化を伝えるナビゲーターとして必要だったと見終わった今なら思える。
“女を捨てる”とか“カップルの多くがセックスレス”とか、そのあたりが分からないとファブ5も対応できないからね。

今までのシーズンに比べると薄味なのは否定できないけど、もしまだ見てない人がいたら見るのをおすすめできるくらい、相変わらずファブ5が素敵です。

このブログで単なる感想なら書く必要ないよな、と思っていたんだけど、最近クィアアイを薬的に使っている自分の行動を正しいと専門的他者に肯定されたのでそのことを書いておきたくて。


1stシーズンから回を追うごとにファブ5のメッセージは「自分を愛してケアしてあげて」ということに集約されてきているように思う。
in Japanでもそれはハッキリとしていて、対象者に向かって色んな言葉でそのメッセージを伝えている。

今回、私が特に印象に残ったのは
「誰かと比べて自分が価値がないと思うことはない。あなたにはあなたの価値がある」
という趣旨の言葉。

私が近年闘っている、他者評価と自分の価値はイコールではない、という課題にがっちりハマった言葉で、なにより自分が誰かに言ってもらいたい言葉だったからだ。

私って本当に生きる価値ないなって結構久々にどん底まで落ち込んだ日、クィアアイを見て、ファブ5のその言葉に号泣して、「私には価値があるよね」って思い直して眠ることができた。
何かを成す成さないではなく、生きているだけで誰しも価値があるんだ。

ファブ5がその時の相談者にかけている言葉はまるで私にかけてくれているみたいで生きる希望をくれるのだけど、今回は同じ日本人ということもあるのか、その言葉にかなり助けられた。

それを他人に話したら、脳みそっていうのは騙しやすいらしく、ポジティブな言葉を聞くとそれを簡単に信じるらしい。
だから落ち込んでいるときにポジティブな言葉を見聞きするのはいいことで、気分を回復してくれるんだって。
だから私のその行動は正解らしい。

そっか、今度から落ち込んだときはクィアアイを観たらいいんだって思ったら、ちょっと心強くなった。

無意識にそういう効能を求めて今までも観ていたのかもしれないし、クィアアイを好きな人達もそういう効能をとっくに感じていたのかもしれないけど、改めてとてつもない効能を持った番組だなと思ったのでした。
次のシーズンはいつかな。楽しみだね。