【偏愛コスメ】20代をともに過ごしたコスメデコルテ
大好きコスメデコルテ!
今も行くことはあるけど20代の時にスキンケア用品を愛用しまくっていて、新宿伊勢丹のカウンターに行くのが大好きだった。
疲れきった会社帰りになんとかすべりこめたときも、混雑した休日に声をかけてもいつも感じかよくて優しくて、私の悩みに真剣に答えてくれた。
今よりちょっとお金に余裕があった20代半ば。
スキンケアはコスデコの化粧水+乳液を愛用していた。
コットンに出した乳液で先にふき取ってから化粧水という独自のスタイル。
スキンケアで初めて使ったデパートコスメ。
激務で乾燥した肌を癒すと同時に大人の階段をひとつ登ったような、誇らしく嬉しい気持ちになりながら使ってた。
ずーっとこれを使って、年齢が上がればこれのエイジングケア用を使うんだろうと思っていたんだけど、29歳の時、急に赤ニキビが大量発生するようになり、使えなくなってしまった。30歳前後はホルモンバランスの変化でそんなことも起こるらしい。あと、同じものをずっと使っているとアレルギー?のようになることもあるらしい。
私は泣く泣くお別れをし、それ以来ミノンを使ってる。ときめかないけど、色々試した結果、これはいつでも絶対荒れないので大切なアイテムだ。
もうひとつ、スキンケアのときに愛用していたのが今も名品のリポソーム。
美容導入液と呼ばれるもので一番初めにつけおる当時は(たぶん)珍しかった美容液。
乳液先行だから、乳液→リポソーム→化粧水の順でつけてたかな。(忘れた)
これがないと肌が死んでしまう!というくらい、ひりひりするような乾燥を助けてくれた。お守りコスメ的なところもあって、これをきらしてしまうと途端に不安になった。
今でも使いたいけど、経済力の問題で使っていません。いつかまたと思い続けてる。
他にも、春先に何度か使ったヴィタドレープ
季節の変わり目に角質がたまって肌がごわつくとサンプルをもらいにいってたクレイブラン。(買ったことはない、すみません…。年に2度使えば十分なのです私は…)
今年初めて使った日焼け止めも優秀だった。
当たり前だけど焼けないこと、ファンデーションの邪魔にならないこと、無色で白くならないこと。変な臭いがしないこと。乾燥しないこと。SPFが高いけど肌が疲れないこと。
そして3000円から買えるというありがたすぎる値段設定。試しに使ってみることもできるし、春夏中に他のメーカーから乗り換えてもシーズン中に使いきれるサイズがあるって素晴らしい。
来年は3月から大きいサイズでこれを使うと思う。
コスメデコルテのスキンケアって堅実で誠実なかんじがする。派手さはないけど結果をしっかり出してくれて、「これがなければ買ってたな~」みたいなポイントがない。
あと安値から高値まで段階を踏んで商品展開してくれているので試しやすい上に年代ごとの悩みを相談しやすい。今まで使っていた商品では物足りなくなった時に迷子にならないんじゃないかな。
新宿伊勢丹のカウンターでの忘れられない思い出がひとつある。
29歳のニキビ大量発生時、カウンターで相談していたらBAさんが親身になって聞いてくれて、当時発売されたばかりのマッサージオイルを勧めながらマッサージの仕方をレクチャーしてくれた。
オイルの性能についてももちろん話すのだけれど、とにかく顔の老廃物を流すことがいかに大切かについて理屈も含めて(ここは忘れた。ごめん)話していて、私はスキンケアって「塗る」だけじゃないだなと初めて知った。
オイルのサンプルをくれて、とにかくやってみて!ニキビ落ち着くといいねと言ってくれた。
私がオイルまで買う予算がないことや、予算配分をオイルに割り当てなさそうということは気付かれていたように思う。でも、ニキビがいくつもできていることがどんなに自信を失わせるか、毎日を憂鬱にさせるかをわかっていて、今オイルが買えなくてもマッサージで変化があったらいいなと本当に思ってくれているように感じた。それが嬉しかったし、頼もしかった。
もちろん、それが次の購買に繋がることになるだろうし、ブランドへの信頼にも繋がるんだから、別にタダで情報だけくれたBAさんがいいってことなんじゃない。
(そして今ではきっと外国人客が多いからここまで時間取れないと思う)
結局ケア用品を変えたり皮膚科に通って少しずつ直していったのだけど、顔のマッサージは今でも続けてる。するとしないとではフェイスラインが全然違うからだ。
デパートのカウンターでコスメを買うことは物を買うだけじゃない。その楽しさ、意味を初めて教えてくれたブランド。だから私はデパートでコスメを買うのが好き。だからコスメデコルテのことも好き。一生お世話になります!