気分がのらないときの気分を上げる口紅
今の私には確かな欲望のかたちが見えない。切実に求めて気が狂うようなもの、それこそが人生だと思っていたのでこれからどうしていいのかわからない。
その代わり心内を吐露すること、正直になることで人生を変えようと、すすめていこうと今のところは思っている。その先に自分の欲望が見えるかもしれないし、身近な人が意見をくれるかもしれない。
そういう、ふわふわした、ぼんやりしているのが今の私だ。
だからはっきりとした口紅が塗れなくて、きりっとぱきっとくっきりと唇を際立たせる勇気がない。
おまけに最近乾燥がすごいので気分も口紅ものらないどころの話ではない。
そんなときはいつもオペラなんだけど、
これ一辺倒もさすがに飽きるなあと思って、読んでいるブログの人がすすめていたレブロンのリップを買ってみた。完全に衝動買いであるが、1200円を薬局のポイント3倍デ-のときに買ったのでよしとする。
レブロン スーパーラストラスリップスティック 208ピーチミー。今年3月で廃番になるそうなので気になる方はお早めに。
まさしくピーチピンクだけどちょっとオレンジ味があるのかな。オペラのピンクより肌なじみがいい気がする。写真では赤っぽく見えるかもしれないけどナチュラルな色味だ。
パール感があるからちょっと心配したけどやりすぎてないから丁度よく、ツヤ感を出すためのパールは悪いもんじゃないと思った。
リップクリームを塗ってから二度三度重ねる。もちろん食べたりすると取れるんだけど案外もちは悪くない。これまた仕事中に塗っておくにいいと思うし、最近は出掛けるときもこればかり塗っている。
何色のアイシャドウでも合わせやすいだろうけど、私のお気に入りのアディクションの紫のアイシャドウと相性がいいし、春っぽさを呼び込めるかんじがするのでちょっとウキウキするところもある。
一番のお気に入りは、やはり脱力していてもつけられること。
元気がなくても元気を出したいとき、元気がなくても顔色を良く見せたいとき、こういうリップが一本あるだけで心強い。
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リップはステートメントという言葉も好きだけど、弱い自分に正直に毎日を生きるというのも本当のことだ。
幼稚なことを言っているのかもしれないけど、嘘をつかないとかコウモリみたいにならないとか裏表をつくらないとか、そういう風に生きていきたいし、そういう人達と時間を過ごしたいと思っている。そういう風にしか生きたくないなと思う。
そういうことは立ち居振る舞いだけじゃなくてきっとメイクとか服とかにも出るんじゃないだろうか。
*「リップはステートメント」な気分のときはこちら。